姫路城の桜は美しすぎて……

日記 No Comments »

現在は天守閣の修復工事で、このような風景は見ることができませんが、ともあれ姫路城の桜です。

姫路城の桜

姫路城の桜

姫路城は、いたるところで桜を楽しむことができますが、やはり何と言っても「西の丸」の桜が美しいですよね。

化粧櫓あたりなんて最高です。

花咲く三江線 〜潮駅の桜並木〜

アニメ No Comments »

4月になっても雪が降る今年ですが、さすがに桜の開花も遅くなりそうですね。

JR三江線には、桜が植えてある駅が結構存在するのですが、特に「潮駅」の桜並木は素晴らしいですよね。
地元はもちろん、マニアはよく知る隠れた(?)桜の名所。

三江線 潮駅の桜

三江線 潮駅の桜

実際に行ったことはありませんが、描いてみました。

今ではほとんど乗降がないようなので、こんな恋愛の場所にはなりそうにありませんけどね……。

実際、この桜はホーム沿いというより、潮駅を平行して走る道沿いに植えられています。
乗り鉄も、つい下車してしまう美しさ。しかし、うっかり下車すると、次の便まで相当の時間がある超ローカル線なのでご注意を。

ま、その時は、近くの潮温泉にでも入ってゆっくりすればいいのかも。

(Pixiv)潮駅の桜につつまれて

三原・筆影山の花見に徒歩で行ってみた

日記 No Comments »

毎年、落ち着いて花見でもしてみたいものだと思いながら、忙しい毎日を送っています。

ですが、今年はゆったりと桜を愛でることができました。

しかも、場所は広島県三原市の筆影山
なんでそんなところに……まあ、理由はともかく、瀬戸内が一望できる桜の名所、一度は行ってみたいものだと思っていました。

筆影山へは自動車も通れる登山道がありますが、今回はカメラをかついで「徒歩」での登山を余儀なくされました。

三原駅に到着すれば、高くそびえる筆影山が見えます……あれを登るのか……。
筆影山の桜が「満開」の情報をネットで得てから4日後の4月11日。

登山道の案内は「和田町」側からになっていますが、なにしろ三原市は初めてのことなので、とりあえずはJR呉線の「須波駅」まで行って「須波町」側から登ってみることにしました。

須波駅

須波駅を出たのは8時35分。
この週は毎日夏日が続いていて、須波の町中の坂道を歩いているだけで、汗がだらだら出てきました。

これは予想外だ。カメラを背負っているし、ゆっくりゆっくり歩こう。

須波

須波の町

須波側は、自動車が1台通れるほどの狭い道ですが、しっかり舗装されています。
竜王山方面への分岐点に着いたのが、9時17分。地元のおじさんたちが、花見客の交通整理を既にされておられました。ごくろうさまです。

hudekage04.jpg

ここから山頂に向かって歩くこと15分。
筆影山の展望台へやってまいりました。

筆影山山頂

筆影山 展望台

いやあ、素晴らしい眺めです。
瀬戸内の島々を見下ろし、遠くは因島大橋を見ることができます。

肝心の桜は……もう散り始め。結構葉桜になっていました。満開期間は短いと見ました、ここ。

筆影山の桜

ちなみに、展望台下の駐車場は、20台程度しか留められない狭いものでした。
マイカーの方、満開時期はかなり混雑しますよ。

筆影山山頂の駐車場

さて、私に与えられた時間は少ないので、必要な撮影をこなして、11時54分、下山開始。そして帰りは、和田町側に下りることにしました。

筆影山 和田側登山道

和田側は、結構広い道です。
おまけに、北側の道なので、山の陰になってすずしい。須波側は南斜面なので、日光あたりまくりでしたね。

散歩の地元の方と何人も擦れ違いました。この登山道が散歩コースとは……健康そのもの。

和田の国道185号線に出たのが12時35分。
バスを待とうかと思いましたが、いい便がない。ええい、三原駅まで歩いてしまえ。

沼田大橋

沼田大橋。

三原市内

三原市役所前を通るそして三原駅到着。13時3分。
やっぱり1時間かかるなー。

JR三原駅

へとへとです。でも、素敵な桜写真が撮れました。

筆影山の桜

SATAカードを使って古いG4Macを巨大容量マシンに変える

Mac No Comments »

Power Mac G4のAGPモデルなんて、古くなって今更何に使うんだと思っていましたが、巨大ハードディスクを増設して、サーバーとして復活させてやろうと目論みました。

最近は、1Tを超えるディスクも安くなったものです。

20Gのハードディスクが高くて買えなかったのは、ほんの数年前と記憶していますが、そのうち「P(ペタ)」の時代がくるのでしょうか。

さて、古いG4にいきなり1Tのハードを積んでも認識しませんから、SATAカードを差してやらねばなりません。

さっそく、秋葉館でSATAカード(MSATA-02MAC)と、1.5Tハード2台を購入。

ミラーリングして使ってみよう、ということです。

HD

「MSATA-02MAC」には、ボードの他に電源変換ケーブルとSATAケーブルが1 本ずつ入っています。

SATAカード

電源ケーブルmac05.jpg

HDを2台増設してやるには、さらにSATAケーブルを1本買い足してやらないといけませんから、ご注意を。

そんなに長くなくて大丈夫。私は30センチのケーブルを購入。

SATAケーブル

また、電源ケーブルは二股になる「Serial ATA電源変換ケーブル 0.30m [D2-1505SA]」が必要になります。

接続は、いたって簡単。写真のように横に並べてやれば、ケ−ブルも無理なく入ります。

Mac

そして無事認識。

オールドMacが、いきなり3Tの巨大容量を持つマシンに生まれ変わりました!

eMacでデュアルディスプレイできました!

Mac No Comments »

モニタ一体型というのは、やはり拡張性がなくてよろしくないです。

大抵、モニタはミラーリングしかできないのですが、eMacで何とかデュアルディスプレイができたので、書き残しておきます。

eMac マルチモニタ

  1. まず「VGAディスプレイアダプタ(M8639G/A)」を手に入れて、モニタに接続。
  2. フリーソフトのScreen Spanning Doctor をダウンロード。
  3. システム環境設定/言語環境を開き、「日本語」と「English」の順番を変更して「English」を上にする。
  4. Screen Spanning Doctor をインストール。その時、ダイアログが出るので「Enable Spanning」を選択。
  5. インストール終了後、再起動し、言語環境を元に戻す。

これだけです。

うまくいかない場合もあるようですが、私はEIZOモニタを並べて何とかなりました。

eMacのモニタでカラーマネジメントは厳しい。

かといって、二つ並べてタブレットを全体にマッピングして使うと、これまたどうも使いにくいですね。タブレット上で丸を描いてもだ円になるんですよ。

慣れれば、なんとかなりますし、厳しい時は片方のモニタにマッピングすればオッケーですが……作業モニタとパレットを置くモニタを別にすると面倒なことになりますしね。

(追記)

その後、フォトショップで頻繁に落ちるという現象が起きました。

他のアプリケーションでは問題なかったのですが。

ファームウエア、元に戻せませんしね……。

(更に追記)

フォトショップが頻繁に落ちるようになり、OSの再インストールをしようと思ったら、新規ユーザー入力画面で必ずフリーズするようになり、使えなくなってしまいました。

仕方が無いので修理に出したところ、マザーボードのコンデンサーが一つ破損しているということで、マザボ全部交換となります。

痛いです、これは。

ヤフオクなどで、同じ症状のeMacがジャンクで出品されていますが、たぶんデュアルモニタ化を試してコンデンサ破損したものではないかと思われます。

自分と一体になってしまった丸ペン軸

日記 No Comments »

NHK『プロフェッショナル』で、浦沢直樹先生が紹介されていた時、丸ペン1本で仕上げていると話しておられました。
丸ペンであれだけの強弱ある線を書こうと思えば、筆圧が結構必要なんですよね。肩はこるし、腰も痛いし。
相当、ご苦労されているだろうな、と番組を見ながら思いました。

特に誰かのマネという訳ではありませんが、私も丸ペンのみで書いています。
Gペンを使うと、ものすごい太い線になってしまいます。それだけ無意識のうちに手に力を込めているのでしょうか。
少女マンガなどの繊細な線を、いつもうらやましく思って見ています。

それはそうと、使っている丸ペンの軸は、私が小学生の時に購入したものです。
丸ペン軸
田舎の町に、1軒しかない書店。丸ペン軸なんて、他に誰も買う人はいませんでした。
書店のおばさんも「あんたが買うと思って、仕入れておいたよ」と言ってくれたのを思い出します。
それほど、マンガを書くのに熱中していた時がありました。

ただ、小学生の手には、丸ペンは馴染まなかったですね。
書いても書いても紙を削って、線がにじむのです。
だから、どちらかというとカブラペンを使うことが多かったですね。

以来、20年以上が過ぎ、今でもそのペン軸は私の手の中で活動しています。
というか、こうなってくると他の軸が使えないですね。手になじみすぎていて。
自分と一体になっている、というか。
すべての苦楽を共にして来た旧友のような、……懐かしい思い出が、ここにすべて封じ込められているような気がします。

他の人から見たら、バカみたいな話ですけどね。

今夜も、カリカリと丸ペンが原稿用紙を削る音がしています。

石見銀山の悪代官が『水戸黄門』に登場!

日記 No Comments »

実際に悪代官が石見銀山にいたかどうかは知りませんが、今日のテレビドラマ『水戸黄門』は、 石見銀山が舞台でしたね。
ついつい『石見』と聞いて、島根の血がうずき、少し見てしまいました。

石見銀山と言えば、徳川幕府の直轄領として有名ですが、戦国時代は毛利と尼子の争奪戦が繰り広げられた地です。
当然、私の出身地である邑南町も、その激戦の渦中にあった訳ですが、尼子方の武将として石見銀山攻防戦に活躍した武将・多胡辰敬は、邑南町中野の「余勢城」の出身と言われます。

それはともかく、話題が地方を巡業する番組というのは、『サザエさん』のオープニングみたいなもので、地元の人にとっては非常にうれしいのですが、そうでない人にとっては「あっ、そう」ってなもので。
ご老公が石見銀山をアピールして下さったのは有り難いですが、観光に結びつくかと言うと、そうでもないですからね。

まあ、内容はあいかわらずの勧善懲悪で悪代官こらしめろ!という流れですが、驚いたのは代官・青木役に江藤潤さんが登場していたことです。いやいや、久しぶりにお見かけしました。
江藤さんは、アニメ『親鸞聖人』の第4部で平太郎役として声優出演されています。
もうかれこれ、10年以上も前のことになりますか。あの時の江藤さんの声は、まだ張りがあて若々しく、正に平太郎役にぴったりだったのですが、今では中年役でしたか。
悪代官役でなくてよかったです。妻役の坂口良子さんとコミカルな演技をされ、とても楽しく見せて頂きました。

そのお声にも、10年前の「平太郎」の時の面影は、しっかり残っていましたよ。

(放送内容については、TBS『水戸黄門』のサイト『昼行灯とあっぱれ女房・石見』をご覧下さい。江藤さんの写真も掲載されています)

父親に見せたい「ブレイブ・ストーリー」

アニメ No Comments »

時間ができたら観ようと思い、テレビ放映される映画を日頃から録りためています。
ほとんどが、観る事ができないのですけどね。1日24時間うち2時間程度をそのような時間に当てる余裕が、なかなかありません。

この年末年始には、せめて何本かはと思い、まず選んだのがアニメ映画「ブレイブ・ストーリー」でした。
宮部みゆき原作の小説を、かのGONZOがアニメ化したものです。
声優陣も「これでもか!」と言うほど俳優やアイドルの使いまくり。お笑いのインパルスまで出ているとは……スクリーンの声となってしまえば、どれも普通。やはり本職の声優にまかせた方がいいのでは?
それはともあれ、さすがGONZO作品。その作画のクオリティーの高さには、ただただ驚かされました。しかし、この内容でここまでやるか!とも思いましたけどね。

原作を読んでいないので分かりませんが、状況説明は全くなく、あっという間に異空間での旅に展開していく乱暴な描き方がいいのか悪いのか。
なるほど、何もとりえがない主人公が、家庭の悲劇を通して成長してゆく内容であることは、前半で十分分かりますし、最後の女神とのシーンで、それがハッキリするので、その点は分かりやすいと言えばそうだ。
「自分の願いさえ達成できれば、自分さえよければ、他人はどうなってもいい」という行動が悲劇を生むという流れは、まさに仏教の「自利利他」と言えるでしょう。
「自分にふりかかる運命は、良いことばかりではない、悪いことも当然ある。それを真正面に受け入れる」という主人公の最後の誓いも、何やら「釈尊とキサーゴータミー」の話を思い出してしまいました。

主人公の両親の離婚や心中、母親の事故……このアニメ作品中のことだけではなく、そのような親の都合に巻き込まれて悲しい思いをする子供たちは、確かに多くいることでしょう。
作品中盤に、離婚して家を出て行った父親が、自分の思いを語るシーンがあります。
父親が言うには「自分はやりたいことを我慢して、仕事一途にやってきたが誰も認めてくれない。新車を買いたい思いも我慢して家族のために頑張ってきた。しかしそれは、自分の臨んだ人生ではないので、離婚した」といった内容のことを語ります。
父親は、それっきり出てこないのですが、主人公の少年が最後に得る結論「人生における幸せも不幸せも受け入れて、自分の欲望を満たすことを優先せずに、他人の幸せを願う」は、まさに離婚した父親に気づかせねばならないことではないか、と私は思いました。

悲劇を乗り越えるテーマは感動的ですが、それが「家庭の悲劇」となると、子供相手にはやはり重い。
どちらかと言えば、子供を持つ親に観てもらった方がいい。
そんな「ブレイブ・ストーリー」でした。

WP Theme & Icons by N.Design Studio
Google Entries RSS Comments RSS ログイン